脳科学の本をもう一冊

ホモ・デウスからの流れで、脳科学系の本を探していたところ、以前読んだ「脳はいかにして<神>を見るか」のアンドリュー・ニューバーグの新書が出ていたので読んでみました。

タイトルはズバリ「『悟り』はあなたの脳をどのように変えるのか」。

　

この本は日本語版は2019/01の発売で、英語版は2017/06のようです。

最新に近い研究に基づいて書かれていると思います。

　

この方は上の２冊を含む３冊しか日本語訳されていないようですが、定期的に何冊も同じテーマで書かれているようで、この本は丁度今までの成果をまとめに入ったような内容となっています。

科学的説明は少ないですが、読みやすいと言えるでしょう^^

　　

・「悟り」や深い瞑想状態のとき、脳はどのような状態なのか？

・脳科学的にみて「悟り」の定義とは？

・洋の東西におけるいわゆる修行（瞑想やシャンティングなど）の意味と効果は？

・脳科学的に行うべき修行方法とは？

　

などなど、興味深い内容で楽しく読めました。

　

ただ、このような研究はやはり少ないらしく、この方の研究だけで「科学的に正しい！」と考えるのは気をつけた方がまだよいのかな、と思います。

「脳はいかにして<神>を見るか」の監訳を脳科学者の茂木先生がされているので、そんなトンデモ本、ということはないと思いますが^^;

 

こういう内容に興味のある方は是非読んでみてください。

(=ﾟωﾟ)ﾉ