骨盤の中

クラスでは「骨盤の中」を使いこなせるようにアーサナをしてもらっています🦴✨。

 

骨盤の中を、縦・横・斜めに使ったり、膨らませたり・薄くしたり。

いろんな方向に動かすことで「丹田」の感覚を育んでいきます。

 

骨盤の中は「下丹田」、胸の中心は「中丹田」、眉間は「上丹田」。

この3つを繋ぐ感覚はバンダと一緒。

 

感覚が出来たらこの3つの丹田に意識を移動させる。

 

正座から立ち上がるときは、下丹田から上丹田へ。

立位から座るときには上丹田から下丹田へ。

 

武術で言えば、間合いを測って移動しているときは上丹田、突きで相手に体重を伝えたいときは下丹田。

 

この感覚で動いていると、手足が下丹田につながるようになる。

 

その状態でいると下丹田に球状⭕の、丸い感覚が出来てきて、それを回転させることで手足にチカラが伝わるようになる。

 

昔武術の先輩に言われたときは🤔❓だったけど、出来るようになると不思議でもなんでもない。

本来人間が持っている機能なんだと自然に受け入れることが出来る。

 

こういうのを不思議体験・神秘的に言って自分を良くみせたり、お金儲けしたりする人がいるけど、そういうんじゃぁ全然無い。

 

この位のレベルの人は、居るとこ行けばワンサカ居るしね。

純粋に技術、ですね。

 

優れた武術は、その基本、同じ突きや蹴りを繰り返す段階でこの感覚、チカラの出し方を学びます。

 

中国だけでなく、日本でも東南アジアの武術でも表現は違うけど同じことをしていると思います。

(ロシアのシステマはやったことないし、やってる人にお会いしたこともないのでわかりません。似てるとは思うけど、、、)

 

武術では、これが出来てから初めてその門派の技、套路を学びます。

 

中国武術の套路(空手の型のこと)は、このチカラの出し方が出来ることを前提として出来ているので、例えばこれが出来ない人が太極拳の套路をやっても、戦うことは出来ないわけです。

 

私がフローのクラスをしないのは、フローがどうしても套路になってしまうので、その前に全身をつなぐことが出来てから、、、と思ってしまうからです😓。

 

中国武術ではそれを深めることで「道(タオ)」に気づく、体験するのが目的となります。

 

アーサナでもそれを表現出来たら、と思っています。

 

ヨガ・仏教・道教・神道。

 

そして昨日、クミ先生とちょっとメッセージのやり取りをして、キリスト教的な気づきも頂いたので、それらの深いところ、共通したところを求めていけたらな、と感じています。

 

 

皆さま、良いクリスマスを🎄🤶✨(=゚ω゚)ノ

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コメント: 2
  • #1

    シュウコ (日曜日, 26 12月 2021 14:55)

    昨日のレッスンで、腹の中から脚を踏み出す、という感覚に光が射しました。ありがとうございました。

  • #2

    タカシ (日曜日, 26 12月 2021 23:09)

    シュウコさん
    クラス参加ありがとうございました!。なかなかしない動きなので難しかっとところもあったかと思いますが、あれで感覚がつかめたのは、普段からのシュウコさんの練習のたまものですね。
    是非続けてみてください^^