アーサナと機能美

学生の頃に読んでた武術の雑誌や本をAmazonで中古で見つけて思わず買ってしまいました📚
今は老師の教えを守り練習していますが、当時はまだインターネットも無く、僅かな雑誌や本だけが情報源でした。何度同じページをめくったことか💦
最近も大きな体の変化があり、その体の使い方で型を一から練り直しています。

もう同じことを30年しているわけですが、まったく飽きることがないのは、同じ技をしていても、中身がドンドン変わっていくのが解る、進化を体験できるからだと思います。

今も細々と武術を続けていますが、もう「強くなろう」という気はありません。
20代の空手👊とキックボクシング🥊で僕の中の闘争心?はあっさり燃え尽きてしまいました。

ではなぜ続けているのかというと、単に「好きだから」なのですが、どこが好きなのかというと「機能美」なのかな?と最近思うようになりました。

見た目は派手だが実用的ではない技を「花拳繍腿」といい、武術の世界では戒められますが、実用的な、高度に完成された技は地味ですが見ていて気持ちがいい。できるようになると体が整った感じがあります。
人間本来の性能をフルに使っている感じ。全力で突いたり蹴ったりしても、体のどこにも反動やストレスがない、力を「入れる」のではなく、力が「出ていく」感じ。
達人の写真を見ると、どこにも無理がなく、安定している雰囲気が伝わってきます。
これってアーサナですよね。

ヨガのアーサナもそうなるように練習しています。
みたいな(=゚ω゚)ノ