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「押忍」の意味

大学時代は空手部でした🥋。

 

空手っていうと「オスオス!」言ってるイメージがあるかと思いますが、私の大学の空手部の監督は「オス」は使わなくて良い、という主義の方でした。

 

オスの解釈はいろいろあるのかもしれませんが、剛柔流七段のその監督曰く、オスは戦中に使われた言葉なので、現代では使わなくていい、と。

 

オスは「押忍」と書きます。

 

押して忍ぶ。

 

なにを忍ぶのか?。自分をです。

 

軍の命令で返事は「押忍」。

 

それ以外ないわけです。

 

自分を押し殺して、国のために死んでこい。

 

押忍はそのように使われた言葉だと。

 

でも現代はそんな時代ではない。

 

現代は「はい」「いいえ」と返事をすれば良い、それで社会に出て通じる、と。

 

別に現代に押忍を使う方に批判的なことを言いたい訳ではありません。

私の教えて頂いた以外の解釈もあるでしょうし。

 

ただ私はそう教えてもらったので、使い方には注意しています。

 

昔は武を通じて年上の方達からいろいろ教わったな〜。

 

当時はわからなかったけど、その方々がどんな気持ちで話をしていたのか、今はちょっとわかる気がする。

 

忘年会とかで、俺ら手拍子して、監督が軍歌とか歌ってたな〜♬。

 

そのときは歌詞の意味なんてわかんなかったけど、今思い出して調べてみると、なんという歌であることか😯❗。

 

海ゆかば

 

海ゆかば 水漬く屍

山ゆかば 草生す屍

 

大君の 辺にこそ死なめ

 

顧みはせじ

(長閑には死なじ)

 

良いとか悪いではなく、こういう時代があったことを知っておくことは、大切なことだなと。

 

思う今日この頃、みたいな(=゚ω゚)ノ