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バガヴァッド・ギーター WS

週末の2日間、スタジオ・ヨギーでカルロス・ポメダ先生の「バガヴァッド・ギーター」のWSを受講してきました。
 
「バガヴァッド・ギーター」とはインドの古典「マハーバーラタ」の一部で、ヨガ哲学の実践について書かれています。
 
一人で勉強しても理解の及ばないところや、サンスクリット語の個々の単語の意味・背景などについても詳しく解説いただき、とても充実した内容でした。
スタジオ・ヨギーのヤスシ先生とカルロス先生との掛け合いは2年前に受講させていただいたときより磨きが掛かっており、通訳も舌好調でした
(=゚ω゚)ノ
 
「哲学」というと抵抗のある方も多いかと思いますが、「マハーバーラタ」自体は物語形式で、「バガヴァッド・ギーター」も二人の登場人物の会話として話が進んでいきます。
 
「マハーバーラタ」は王族内での戦争の物語で「バガヴァッド・ギーター」は戦いが始まる直前に主人公が同族同士の殺し合いに絶望するところから始まります。
王族であり戦士でありながら戦意を失った主人公に、実は神の化身である友人が、この現状にどのように向き合うべきか、ヨガの教えをもって説き始めます。
 
初めてこの部分を読んだときは「えぇ~~!?そんなこと言っちゃうの??」と結構衝撃的でした
Σ(・ω・ノ)ノ!
 
戦争という極限状態を舞台に、現実の問題やストレスにどのように向かい合うべきかが書かれており、古典でありながら現代人が読んでも新しい発見がたくさんあると思います。
 
入門書としては以下の本が読みやすいかと思います。
 やさしく学ぶYOGA哲学- バガヴァッドギーター 向井田みお
 神の詩 バガヴァッド・ギーター 田中 嫺玉
 
長々書いてしまいましたが、普段ヨガはクラスのみという方や、哲学などに縁のなかった方も、もしヨガの哲学に興味を持ってくれる方がいらっしゃいましたら幸いです(^_-)-☆